「光熱費がかからない、高性能で省エネな家づくり」
それに欠かせないひとつが断熱性能です。
高気密高断熱を示す基準として採用されている「HEAT20」
そもそもHEAT20ってなに?
どんな基準?制度?
という方のために、HEAT20 について解説します!
断熱性能を示す際に現在使われているUA値という指標。
すこし難しい内容ですが、HEAT20を解説するうえでUA値は、切っても切り離せないのでざっくりご説明。
UA値が低ければ低いほど、熱が逃げにくい。
つまりUA値は低いほど断熱性能は高い!
地域区分を8つに分け
その地域の気温によって断熱基準はやや前後します。
新潟県中越地方の地域区分は5です。
2022年に国交省の断熱等級も見直され、新たに断熱等級5・6・7が新設されました。
それまでの最高等級は4
いかにHEAT20の基準が高いかがわかります。
10年前・20年前と今では日本の気候は大きく異なるので、いつまでも古い基準を使い続けるのはおかしい!と
2009年にHEAT20が発足しました。
長く健康で暮らすためには、適切な室温が不可欠。
室温が18度未満になると健康リスクが高まるとされています。
部屋の温度差が少なくなるので、ヒートショックのリスク軽減にもつながります。
「室温」という基準で断熱レベルを選ぶことが必要です。
HEAT20が提案する断熱基準をクリアするには、UA値を満たすだけでなく「室温」や「エネルギー削減率」といった項目をクリアする必要があります。
この基準は、現在国が定めている省エネ基準よりもかなり厳しく設定されており、これから必須となる家づくりの指標としてとても注目されています!
HEAT20対応の住宅は断熱性能が高く、1年を通して快適に過ごせます。
断熱性能が高いということは、
冬場に暖房の熱が逃げにくい
夏場は外の熱気が部屋内に伝わりづらい
ということになるからです。
HEAT20の基準をクリアするということは、十分な断熱性能をみたしているということ。
ぜひお家づくりの参考になさってください!